奨学金制度は利用しないほうがいい?子どものための学資保険とは

公開日:2023/03/15

奨学金

増税や円安など、社会情勢の急激な変化に頭を抱えていませんか。変化が続くと、家計にも暗い影を落としかねません。また、子どもの学費も家計には大きな負担です。マイホームの購入などと重なると、非常に大きな支出を強いられます。そこで今回は、子どもの学資保険を焦点に解説しましょう。奨学金制度にも触れますので、ぜひご一読ください。

子どもひとりに教育費用はいくらかかる?

子どもの教育費事情は地域性、そして公立か私立かによっても異なります。では、一般論として子どもひとりにつき、一体どの程度の教育費用が必要とされるでしょうか。

保育園や幼稚園に関しては子育て支援制度が行き届いており、無償化の恩恵が浸透していますが、問題はそこから先の進学です。小学校から私立を目指す方も多く、大きな分岐点となります。

小学校に必要な教育費用

義務教育期間である小学校は、公立の場合6年間でおおよそ190万、私立の場合で約950万円を用意する必要があります。私立の場合はもしも通学費もかかる場合には、1000万にも上る高額の教育費用を用意する必要があるのです。

中学校に必要な教育費用

私立を目指す方も増加する中学校の場合、公立進学なら3年間で約145万、私立の場合は約400万円前後を支出する必要があります。

高校に必要な教育資金

義務教育期間ではなくなる高校は公立進学なら約120万程度、私立の場合には約300万の資金が必要となります。

大学に必要な教育資金

大学は短大か四大か、私立か国公立かによって大きく費用が異なります。また、短大の場合、入学費を含んで私大の場合約400万、4年生の国公立大で約530万程度、私立文系で約700万、そして私立理系で約860万以上は必要です。

6年制度の学部の場合は更に支出すると想定しておきましょう。

生活資金にも備えが必要

大学の場合、求める学部が近くになければ引っ越しをし、生活拠点を設ける必要があります。アパートなどの賃貸や地方によっては車、自動車保険代などが必要です。単純に学費としては計上できない費用がさらに発生するのです。

奨学金制度は役に立つのか

子どもの成長は喜ばしいものですが、親としては教育資金の先行きには不安があるのではないでしょうか。では、子どもの教育資金のために活用されている「奨学金制度」は役立つ制度なのか解説しましょう。

奨学金制度の問題点とは

現在日本の学費は世界的に見ても高額の傾向があり、非常に多くの方が奨学金制度を活用しています。しかし、ほとんどの奨学金制度は「貸与型」を採用しており、返済しなければなりません。

多くの方が活用する日本学生支援機構の奨学金制度の中には給付型もありますが、不安定な雇用の中で返済義務を負い続ける貸与型の方が認知度も高く、大学卒業後に返済に苦しむ方も決して少なくありません。

高額の延滞金も社会問題に

奨学金制度の問題には、「高額の延滞金」も挙げられます。延滞が始まると2か月を超えた時点で遅延損害金が発生するため、さらに返済の圧迫感が増してしまうのです。延滞がその後も続くと支払督促を受けるようになり、ブラックリストに入ってしまいます。

ブラックリストの入ると、クレジットカードの使用などが止められてしまうため、生活が立ち行かなくなるでしょう。

さらに放置を続けてしまうと、差し押さえに発展してしまうケースもあります。実際に奨学金が重い足かせとなり、高学歴を得て就職をしたにもかかわらず、債務整理を決断せざるを得ないケースも存在しているのです。

利用するならどちらがおすすめ?学資保険と奨学金の違いとは

奨学金は重い負担となる可能性がある以上、別の方法で子どものための学費を用意することも検討しましょう。では、学資保険と奨学金制度には一体どんな違いがあるのでしょうか

学資保険とは

学資保険とは生命保険の種類のひとつです。子どものための教育資金を貯蓄していくために生まれた保険ですが、生命保険であるため保障もしっかりと付いています。

契約者である親がもしも亡くなってしまった場合には、育英年金が支払われる仕組みも整っており、保険料もその後の支払いが免除されるのです。学資保険は投資性もある保険で、保険会社によっては既払保険料よりも多くの満期保険金がリターンされます。

つまり、単純に普通預金で貯金を重ねていくよりも保障もリターンも得られるお得な保険です。

奨学金との違いとは

奨学金はわかりやすくいえば「借入」です。消費者金融などよりはお安く学費を借り入れることができるものの返済義務もあり、返済が遅延してしまえば延滞となり損害金まで発生してしまいます。

保証人制度もあるため、債務整理を行ってしまうと保証人にも大きな負担が発生するでしょう。

学資保険は借入ではなく、貯蓄性のある保険です。保証人も不要で借入ではありません。支払った保険料よりは減ってしまうものの、保険料支払いが苦しくなったら解約をすれば返戻金も戻ります。

まとめ

社会問題にまで発展しつつある奨学金制度は、成績や制度によっては無利息のプランもありますが、現在多くの方は返済義務もあり利息も発生する貸与型を活用しています。社会情勢が不安定な傾向もある現代社会において、卒業後にも重い返済がのしかかる奨学金よりも、事前にしっかりと貯蓄をしていく学資保険なら未来に負担を残す必要がありません。万が一の病にも備えることができます。この機会にぜひ、子どもの未来を教育資金の面から支える学資保険にも、関心を深めてみてはいかがでしょうか。

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