夫婦型・家族型の保険はお得?メリット・デメリットまとめ!

公開日:2023/04/15


生命保険に加入している場合、ご結婚やご出産のタイミングで見直しを検討される方が多いのではないでしょうか。人生の転換期を迎えるときは、次のライフステージに見合った生命保険へ変えたくなるかと思います。そこで、「夫婦型」と「家族型」の2つの保障範囲について詳しく解説します。ぜひお読みください。

保険の3つのタイプとは

生命保険には3つのタイプがあることはご存じでしょうか。生命保険には以下のタイプがあり、お好みの保障タイプからチョイスすることができます。

個人型とは

生命保険のスタンダードなスタイルとして知られているのが「個人型」です。個人型は、加入する被保険者のみを保障するものです。損害保険における自動車保険の被保険者と同じで、対象者が1人に限定されます。

夫婦型とは

夫婦型は補償範囲が個人型とは異なり、夫婦が揃って対象者となります。つまり、被保険者及び配偶者がカバーされる保険です。「配偶者型」の名称で呼ばれることもあります。

家族型

最も保障範囲が広くなる家族型は、被保険者と配偶者、および子が対象者となります。夫婦型との保障の重複を避けるために、配偶者は対象としないタイプの家族型もあります。

夫婦型・家族型の保険を選択するメリット

一般的に広く販売されているのは生命保険の「個人型」ですが、夫婦型や家族型も人気です。では、夫婦型と家族型にはそれぞれどんなメリットがあるでしょうか。

保険管理がスムーズになる

生命保険は万が一の際に備えて加入するものですが、夫婦それぞれが別の保険に加入していると、いざというときに、配偶者がどんな生命保険に加入しているかわからない可能性があります。そのため、夫婦や家族でひとつの生命保険に加入しておくと、保険管理がわかりやすく、証券もひとつにまとめられます。

保険料の節約効果もある

生命保険に夫婦や家族がバラバラに加入しているよりも、ひとつにまとめて加入した方が保険料を節約する効果があります。とくにお子様がいるご家庭の場合、子どもが多くてもひとつの保障にまとめることができるのでお得です。

重複の保障・特約を減らせる

生命保険や損害保険の特約には、保障が重複しているものがあります。とくに特約は、補償が重複しやすく、二重に保険料を支払っている可能性があるのです。ひとつの保障にまとめることで、こうした無駄な重複を減らすことができます。

夫婦型・家族型の保険を選択するデメリット

夫婦型や家族型の保険は大変魅力的な保険商品ですが、その一方でデメリットがあることも知っておく必要があります。では、デメリットとは一体どんなものでしょうか。

離婚をすると契約を変える必要がある

夫婦型や家族型は、仲の良い家族が加入している分には問題がありません。しかし、離婚をしてしまうと夫婦関係が終了するため、契約を見直す必要があります。保険は加入時の年齢が上がると保険料も一般的には上昇するため、大幅な負担増につながるケースもあります。解約保険金が出る場合には、財産分与として検討する必要もあります。離婚時は生命保険の帰属についてトラブルになることが多いため、注意が必要です。

年齢や成長による保険の見直しがしにくい

家族年齢の変化や子どもの成長などにより、保障内容を増やしたり減らしたりなどの見直しを考えることも多いでしょう。子どもの部活などによっては、生命保険より傷害保険を検討することも考えられます。しかし、家族1人の見直しをしようとすると、全員が加入している保険を解約せざるを得ないケースもあります。保険を見直しにくいというデメリットがあるのです。

保障内容に家族内で格差がある

夫婦型や家族型は、ひとつの保険で保障が得られるので大変魅力的な保険ですが、実は保障内容をしっかりと確認する必要があります。保障内容は被保険者に対してはフルカバーでも、そのほかの配偶者や子どもは、6割程度の保障しかされない保険もあります。

フルカバータイプであるにもかかわらず安い保険料を設定しているものは、このようなしくみに派生しているものがほとんどです。もし、保障内容が足りないと感じたら、追加で別の生命保険に加入する必要があります。

保険の加入はよく考えて決めよう!

夫婦型や家族型の保険は、保険契約をひとつにまとめることができ、保険料の支出も一本化できるので大変魅力的な商品です。しかし、デメリットの項目で触れたように、離婚時や保険内容の見直し時などには、通常の個人型よりも扱いにくいという側面があります。保険内容にはどんな種類であっても一長一短があり、保険加入時には慎重に未来も見据えて検討する必要があります。

とくに、夫婦型や家族型は被保険者よりも、従被保険者に該当する方の保障が手薄く感じ、別の保険に加入しなければならない可能性もあります。そうなると、当初よりも保険料が増加してしまうので、家計を圧迫する可能性も否定できません。加入の際にはぜひ、慎重にご検討ください。

まとめ

生命保険には色んな保険種類が存在している上、保険のタイプにも今回の解説のとおりパターンが存在しています。一体どんな生命保険が自分にマッチングするのか、パンフレットを眺めていてもなかなか答えは出ないかもしれません。そんな時は、保険のプロにご相談されてみてはいかがでしょうか。相談をすると、保険料や保障内容、お得な支払い方法などのアドバイスも受けることができます。ささいなことでも相談できるようにするためにも、かかりつけの保険相談先を持つことがおすすめです。

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